C Claude 導入ガイド

オフ会 Vol.2・Vol.3 で出た質問をまとめました

よくある質問(FAQ)

Claude Code オフ会で実際に出た質問を、カテゴリ別に整理しました。「許可ダイアログが怖い」「Git って何?」「Cloudflare Pages ってどう使うの?」といった疑問にひとつひとつ答えます。

セキュリティ

1 件
API キー漏えいや GitHub の公開設定が不安。何か対策しておくべき?
AIはとても便利な反面、うっかり危険なことをしてしまうこともあります。よくあるのが次の2つです。

API キー:各種サービス(Claude・YouTube・Google など)を動かすための「鍵」です。他人に渡ると、あなたのアカウントで勝手に使われたり、知らないうちに課金されたりします。
GitHub の Public 設定:リポジトリを Public にすると、コードがインターネット上に全公開されます。API キーや個人情報がコードに混ざっていると、世界中から見える状態になります。

とはいえ、最初から細かいルールを全部覚える必要はありません。「学長の呪文」を Claude Code に一回だけ貼り付けて実行しておけば、Claude 側が自動でリスクを止めてくれます。

呪文はリベシティのコミュニティ内で共有されています。

許可ダイアログ

2 件
許可を求めてくる画面、何が安全で何がダメかわからない
Claude Code は「何かをする前に確認を取る」設計です。見るべきポイントは 「どこに何をしようとしているか」 だけです。

基本的に許可して OK なもの
・ファイルを読む(Read file)
・ローカルのファイルを編集・作成する(Edit / Write file)
npm install などのパッケージインストール
git コマンド全般(add, commit, status など)

確認してから許可すべきもの
rm や delete → 何を消そうとしているか確認
git push → どこに送るか確認
curl や fetch(外部通信)→ どこに送るか確認

基本の考え方:ローカル(自分の PC)の中だけで完結する操作は許可して OK。外に出ていく操作だけ確認する、と覚えると判断しやすいです。
「一度だけ許可」と「常に許可」どちらを選べばいいですか?
最初のうちは「一度だけ許可」を選ぶのが安全です。

操作のたびに確認が来るのは煩わしく感じるかもしれませんが、何をしているか把握できるうちは一度ずつ確認するのがおすすめです。

「毎回同じ許可が来て面倒」と思うようになったタイミングで「常に許可」に切り替えても遅くありません。慣れてから広げていくのが安全です。

セットアップ・環境

3 件
Claude Code・Cowork・Chat の違いは?どれを使えばいいですか?
Claude には 3 つのモードがあります。

Chat(チャット):ChatGPT と同じような対話型のやり取り。ファイルの読み書きはできません。
Cowork(コワーク):Chat よりできることが増え、ファイル操作も一部できます。
Code(コード):最も高機能。ターミナルから起動し、ファイルの読み書き・コードの実行・Git 操作など全部できます。

迷ったら Code 一択です。Chat でできることはすべて Code でもできます。「Cowork の出番がない」という人が多く、ほとんどの用途は Code で完結します。
Mac で Claude Code を起動したら Git のインストールを求められた。なぜ?
これは macOS の正常な動作です。Claude Code は起動すると内部で Git を使おうとします。Git がまだ入っていない Mac では、OS が自動で「開発者ツールをインストールしますか?」というダイアログを表示します。

対処法はダイアログに従うだけです。「インストール」を押して 5〜10 分待てば完了します。ターミナルでコマンドを打つ必要はありません。

インストールが完了したら Claude Code を起動し直してください。
Git って何のために必要なの?
一言で言うと、「ファイルの変更を記録しておく仕組み」です。

Claude Code はファイルをどんどん書き換えながら作業します。Git がないと「さっきの状態に戻して」ができません。Git があれば、Claude が何かを変えすぎても一瞬で元に戻せます。

また Claude Code は作業前に「どのファイルが変わっているか」を Git で確認してから動きます。Git がないと文脈が掴めず、動きが雑になることがあります。

Git の操作を自分で覚える必要はほぼありません。Claude が代わりにコマンドを打ちます。「必要な道具」として入れておくだけで OK です。

モデル・プラン

6 件
ChatGPT(チャッピー)でもいいですか?
用途次第です。

Claude Code が向いている用途:ターミナルからファイルを直接読み書きする、コードを自律的に実行させる
ChatGPT が向いている用途:画像生成(DALL-E)、その他 OpenAI 固有の機能

コードを書いたりファイルを操作させたいなら Claude Code が今のところ最も使いやすいです。画像を作りたいなら ChatGPT や Midjourney が適しています。
Claudeで画像生成はできますか?
Claude は画像生成が苦手です。テキストからイラスト・写真風の画像を作る用途には向いていません。

画像生成には別のツールを使うのがおすすめです:
ChatGPT(DALL-E):文章で指示するだけで画像が出てくる。一番手軽
Gemini(Google):無料で使いやすい
Midjourney:クオリティが高い(Discord 経由で使う)

Claude は「文章を書く・コードを書く・ファイルを操作する」に特化したツールと思ってください。LP や自己紹介ページに使う写真は事前に用意してから作業すると進めやすいです。
有料ですか?無料でどこまで使えますか?
Claude Code 自体は無料インストールです。ただし実際の利用には費用がかかります。

claude.ai Pro プラン(月 $20):Web 版 Claude が使い放題。Claude Code も Pro プランから利用できます。まず試すならここから始めるのが一番シンプルです。
Anthropic API(従量課金):使った分だけ課金。開発者向けの上級者向け利用方法です。
Sonnet 4.6 が基本でいいですか?Opus との違いは?
基本は Sonnet 4.6 で十分です。

Haiku:高速・低コスト。短い質問・繰り返し処理向け
Sonnet(推奨):バランス型。日常のコーディング・文章作成全般
Opus:高性能・高コスト。複雑な設計・難しい推論が必要なとき

迷ったら Sonnet を使い続けて、「うまく答えてくれない」と感じたときだけ Opus に切り替えるのがコスト的に合理的です。
使用量の上限はどれくらいですか?
claude.ai Pro プランの場合、大まかに「3〜5 時間の作業後にペースが落ちる」程度の制限があります。制限は時間帯によって変わるため厳密な数字は公開されていません。

従量課金の API を使う場合は上限なし(ただし課金上限を自分で設定できます)。ヘビーに使うなら API の方が上限を気にせず使えます。
トークン消費量はどこで確認できますか?
確認できる場所は、使っているプランによって異なります。

claude.ai(Pro プラン)を使っている場合
Claude アプリの 「設定 → 使用量」 から、今月どのくらい使ったかの目安を確認できます。

Anthropic API(従量課金)を使っている場合
console.anthropic.com にログインすると、入力・出力トークン数と請求額の詳細が見られます。

Pro プランは「使いすぎたかも?」の目安確認に使えます。細かい数値は API の方が詳しく見えます。

操作・使い方

3 件
やめてほしいとき(停止したいとき)どうすればいいですか?
処理を止める(会話はそのまま続く)ESC キーを押す
Claude Code ごと終了するCtrl + C を 2 回、または exit と入力

「ちょっと待って」と打つより ESC を押す方が確実です。止めた後はそのまま別の指示を続けられます。
アプリ(テトリス・ゲームなど)はどうやって作るの?
コードの知識ゼロでも動くものが作れます。

1. claude とターミナルに打って起動
2. 「テトリスを HTML で作って」と日本語で頼む
3. Claude がファイルを作る → ブラウザで開けば完成

「こう変えたい」と追加で頼むだけで修正してくれます。まずは気軽に試してみてください。
ホームページ(LP)はどうやって作るの?
1. 「こんな内容の LP を作って」と説明する(サービス名・訴求内容・ターゲット)
2. Claude が HTML/CSS ファイルを生成する
3. Cloudflare Pages や Vercel に無料でアップロードすれば公開できる

最初は「HTML 1ファイルで作って」と頼むのが一番手軽です。写真は事前に 2〜3 枚用意しておくとスムーズに進みます。

記憶・カスタマイズ

5 件
役割指定(「あなたはマーケッターです」)は今もやるべきですか?
以前は「役割を最初に設定する」プロンプトが広く使われていましたが、最近の Claude では必須ではありません

今の Claude は役割指定なしでも文脈を読んで柔軟に対応します。「ブログ記事を書いて」と頼めばライターとして書いてくれますし、「コードを直して」と頼めばエンジニアとして動きます。

ただし CLAUDE.md に書いておくのは有効です。「私はマーケターで、主な発信テーマは〜」と書いておけば毎回宣言しなくて済みます。毎回同じ役割で使うなら、CLAUDE.md に一度書いてしまうのがベストです。
過去のやり取りは蓄積される?1年分引き継げる?
デフォルトでは会話はセッションごとにリセットされます。ただし記憶を永続化する方法があります。

CLAUDE.md(設定ファイル)
プロジェクトのフォルダに CLAUDE.md というファイルを置くと、毎回その内容を読み込みます。「自分はこういう人間で、こういうルールで動いてほしい」を書いておけば引き継ぎができます。

1年分の全会話をそのまま持ち越すことはできませんが、「重要な情報だけ CLAUDE.md に書いておく」運用で実質的な引き継ぎが可能です。
自分の情報(ブログ・価値観など)を読み込ませるには?
CLAUDE.md に書くのが最も確実です。例:

# 私について
- ブログ URL: example.com
- 読者層: 30代会社員
- 文体: 丁寧語、難しい言葉は使わない
- 発信テーマ: 副業・資産形成

ブログ記事ファイルをそのままフォルダに入れておけば、「このブログの文体に合わせて書いて」と頼めば参照してくれます。
CLAUDE.md をブログ用・動画用で分けるにはどうすればいいですか?
フォルダごとに CLAUDE.md を置くだけで分けられます。

~/
├── .claude/CLAUDE.md   ← 全体共通のルール
├── blog/
│   └── CLAUDE.md       ← ブログ専用のルール
└── youtube/
    └── CLAUDE.md       ← 動画用のルール

Claude Code は起動したフォルダの CLAUDE.md を自動で読みます。ブログ作業をするときは blog/ フォルダで起動、動画作業のときは youtube/ フォルダで起動するだけで、自動的に切り替わります。
メモリ機能ってどうやって使うの?
基本は CLAUDE.md というテキストファイルに書いておくだけです。

ホーム用(全プロジェクト共通):~/.claude/CLAUDE.md に自分の情報やルールを書く
プロジェクト用:各フォルダの中に CLAUDE.md を置くと、そのフォルダだけに有効な設定ができる

Claude Code は起動時にこのファイルを自動で読み込みます。「私はブログを書いています。文体は〜」と書いておけば、毎回説明しなくて済みます。

公開・デプロイ

3 件
Cloudflare Pages って何ですか?GitHub アカウントは必要ですか?
Cloudflare Pages は、作った HTML ファイルをインターネット上に無料で公開できるサービスです。

GitHub アカウントは不要です。Google アカウントでログインできます。

流れはシンプルです:
1. pages.cloudflare.com にアクセスして Google アカウントでログイン
2. 作った HTML フォルダをドラッグ&ドロップでアップロード
3. 自動で URL が発行されて公開完了

無料プランでも実用十分です。
ドメイン(独自 URL)は買わないといけないですか?
最初は買わなくて OK です。

Cloudflare Pages は無料で あなたのサイト名.pages.dev という URL を発行してくれます。まずはこれで十分です。

独自ドメイン(例:yourname.com)が欲しくなったら、年間 1,000〜2,000 円程度で取得できます。その段階になったら改めて検討すれば大丈夫です。
WordPress から Cloudflare Pages に移行できますか?
Cloudflare Pages は静的ファイルのホスティングに特化したサービスなので、WordPress をそのまま動かすことはできません(WordPress は PHP と MySQL が必要なため)。

動的な機能(コメント・会員登録・EC など)が必要な場合は、Cloudflare Workers という別のサービスと組み合わせれば実現できますが、難易度が大幅に上がります。

現実的なアプローチ
・ LP・自己紹介・ポートフォリオなど静的なページ → そのまま Cloudflare Pages に移行できる
・ブログ記事 → Claude に HTML で再現してもらい、静的ページとして移行する
・コメント・会員機能が必要 → WordPress のまま継続するか、別サービスの検討が現実的

まず「どの機能が本当に必要か」を整理してから判断するのがおすすめです。

次のステップ

まだインストールが終わっていない方はこちら

Git のインストールから Claude Code の起動まで、手順をまとめています。